2020年に向けて
どんどん広がるWi-Fi環境

2017年11月17日

2020年に向けてどんどん広がるWi-Fi環境

最近では至る所で目にするようになったWi-Fiマーク。スマホやパソコンだけでなく、カメラやゲーム機等のさまざまなものがインターネットにつながるIoT時代の今、Wi-Fiのネットワークはなくてはならないものになっています。今回はWi-Fiの特徴と、利用できるエリアについてご紹介します。

目次

  1. 1. そもそもWi-Fiって?
  2. 2. Wi-Fiを外出先で使うには?
  3. 3. グローバル社会のWi-Fi

そもそもWi-Fiって?

Wi-Fiとはネットワーク接続に対応した機器を、コード(有線)ではなく、ワイヤレスでインターネットに接続できる、無線LANの規格の一つです。専用のルーターを用意することで、ルーターからの電波が届く範囲であれば無線でインターネットに接続可能になります。コードが不要なので好きな場所で手軽にインターネットを楽しめますし、同時に複数台の接続も可能です。各社さまざまなWi-Fiプランを出しているので、パソコン買い替えや、引っ越しの際に比較検討された方も多いのではないでしょうか。

Wi-Fiを外出先で使うには?

自宅や会社にはWi-Fi環境があっても、取引先や、休憩中のカフェ、移動中の新幹線の中でWi-Fiを利用するにはどうすればいいのでしょうか?答えは二つ。一つは、モバイルWi-Fiルーターの利用です。自宅にあるような大きなものではなく、スマホと同じ位の大きさの持ち運び可能なルーターを利用すれば、ルーターのバッテリーがもつ限りはどこでもインターネットに接続できます。二つ目は、Wi-Fi環境を提供しているエリアでの利用です。カフェや商業施設には、Wi-Fi環境を提供しているところが多くあります。また、最近では新幹線や飛行機でもWi-Fiを利用できます。ただ、これら外出時のWi-Fiには、メールアドレスや、指定のパスワードを入力すればだれでも利用できるものと、公衆無線LAN事業者と提携している人しか利用できないものがあります。Wi-Fiマークがあったのでカフェに入ったけれど、実際利用できるのは、特定の事業者と契約している人だけだった、なんてことがあるのです。たいていは入り口に該当する指定技業者のシールがはってあるので、こちらを確認すれば大丈夫です。

グローバル社会のWi-Fi

Wi-Fi環境が用意されているのは、おしゃれなカフェや最先端の商業施設だけではありません。新鮮な海産物が並ぶ市場や、大衆的な居酒屋が立ち並ぶ横丁でもWi-Fiが利用できるところが増えています。これは海外から観光に訪れる旅行者のインターネット利用を想定しています。総務省は2020年オリンピックに向けて、主要駅や公園等、国内のWi-Fi環境をもっと整備していくことを発表しています。海外でインターネットが利用できれば、旅行はよりスムーズになりますよね。ちなみに日本のスマホやパソコンを海外でWi-Fiで利用する方法は、海外用のWi-Fiルーターをレンタルして持参するか、その国の公衆Wi-Fiエリアで利用するかの二つです。海外でデータ通信をすると、多額の利用料金が請求されてしまうので賢くWi-Fiを利用したいですね。

まとめ

  • Wi-Fiとは無線でインターネットに接続する技術のこと。同時に複数台の接続も可能。
  • Wi-Fiを外出先で利用するにはモバイルルーターを利用するか、Wi-Fi環境のあるエリアで利用する。
  • 2020年東京オリンピックに向けて日本のWi-Fi環境はさらに整備されていく。
  • Wi-Fiは海外でも利用可能。