サイトのURL メールアドレスどうする?
ドメイン名の効果的なつけ方
2016年7月12日
ドメインは「インターネット上の住所」に例えられます。
インターネット上に無数に存在するサイトの中から目的のページにたどり着くために必要な文字列だからです。同じものは存在しません。
今回は、このインターネット上の住所である「ドメイン」の効果的なつけ方をご説明します。ビジネスで使うメールアドレスやホームページのURLに表示されるので、ドメインを取得する際はかなり悩まれる方もいらっしゃると思います。特に起業時には、会社や商品のイメージにつながる「ドメイン」は重要です。上場企業の97%に選ばれているドメインは何か?
これからご紹介するポイントを参考にしてプロモーションとして使用できるようなドメインを取得してください。
1.ドメインの構造について
ドメインの構造について簡単にご説明します。
ドメインとは、サイトにアクセスする際やメール送受信に利用するアドレスのことです。
上の例であれば www.otsuka-shokai.co.jp/ のotsuka-shokaiの部分です。
メールアドレスの場合 ×××@otsuka-shokai.co.jp の@マークの後ろの部分です。
ビジネスで利用するのであれば効果的なつけ方、選び方があります。
ここではドメインの①自由に決められる部分と②選べる部分に分けて見ていきましょう。
2.ドメイン:①自由に決められる部分は名前を覚えてもらうためのツール!
こちらは自由に文字列を決められる部分です。
好きな単語等でも良いのですが、ビジネスで使用するのであれば、会社名や商品名を使うことをオススメします。
ドメインは会社の顔となる自社サイトのURLだけでなく、メールアドレスにも使用します。
ブランドイメージとして自然に印象に残りやすいものです。
名刺に印刷したり、メールの署名に記載することで名称を覚えてもらえる効果があります。
3.ドメイン:②自由に選べる部分は信頼性の高いものを選ぶべき!
この後ろの部分には「.co.jp」「.net」「.com」「.biz」「.jp」などがあります。
ドメイン名を決めた後、もしそのドメイン名が既に取られてしまっている場合は、この後ろの部分を変更すれば、取得できる可能性があります。
例えば otsuka-shokai.co.jp のドメイン名を取得しようとして、これが既にとられてしまっていたら
otsuka-shokai.com
otsuka-shokai.net などが取得できるかもしれない、ということです。
また、現在では約500種類以上もあると言われているドメインですが、ビジネスで使うのであれば、「.co.jp」をオススメします。
「.co.jp」のドメイン名は日本国内に登録されている企業のみが取得できます。つまり、日本企業の証となります。
また、1企業または1組織につき1つだけしか取得できないため、オリジナリティも生まれます。
法人企業の場合には、「.co.jp」をオフィシャルサイト(企業案内などのサイト)に使用し、いくつでも取得できる「.jp」ドメインでキャンペーンサイトなどを公開している場合が多いです。
ドメイン名の登録管理を行っている株式会社日本レジストリサービス(JPRS)によると、上場企業の約97%が「.co.jp」ドメインをホームページやメールアドレスに使用しているという調査結果があるそうです。(2013年10月JPRS調べ)
また、アンケートを実施した約82%の方が「信用して取引したい取引先候補のドメイン名」として「.co.jp」を選んだという調査結果もあります。(2013年5月JPRS調べ)
このように、見た人に信頼感、安心感を与えることができるのが「.co.jp」のドメインなのです。
まとめ
- ドメイン名は 会社の顔。社名や商品名をつけるとよい。
- 希望のドメイン名が取得できなくても、.jp、.com、.netなど他のドメインでとれる可能性がある。
- ビジネスで使うなら、日本の企業の証である.co.jpを使うと信頼感、安心感を与えられる。