会社のタブレット・スマートフォン
モバイル端末を一元管理するには
2016年9月16日
ビジネスでタブレットやスマートフォンなどのモバイルデバイスを利用するシーンが増えています。
一人が二台以上保有するケースも多く、台数が増えるほど、運用・管理には手間がかかります。
そして、外出時の紛失や盗難は本体を失うだけでなく、情報漏えいのリスクともなります。
モバイルデバイスマネジメントサービス(MDM)を導入すれば、一元管理ができ、紛失・盗難時にも遠隔制御で端末をロックしたり、初期化やデータを削除したりできます。
MDMでできる三つの機能
- 1. 複数の端末を一括設定
- 2. 複数の端末の状況を把握
- 3. 紛失・盗難時の情報漏えい対策
1.複数の端末を一括設定
管理者が決めたポリシーを複数台の端末に一括で配信できます。
パスワードポリシーや機能禁止などの利用制限も可能です。
例えば、カメラ機能やアプリのインストール、Wi-FiやSDカードの利用を制限できます。
セキュリティを強化する目的や業務に不要と判断した場合などに有効です。
また、OSやアプリのアップデートも配信できます。
2.複数の端末の状況を把握
各デバイスのOSバージョン、シリアル番号、MACアドレスやネットワーク情報を取得できます。
正確な状況把握により、適切なIT環境を保つことができます。
3.紛失・盗難時の情報漏えい対策
モバイル端末は便利な反面、常に紛失や盗難のリスクにさらされています。
MDMを導入して管理していれば、遠隔で操作して、端末をリモートロック(画面をロックして使えないようにする)、リモートワイプ(初期化してデータを削除する)でき、情報漏えいリスクに対応できます。
まとめ
- モバイルデバイスマネジメントサービス(MDM)を導入すれば、端末を一元管理できる。
- 複数の端末を一括設定でき、管理側の負担が削減できる。
- 複数の端末の状況を把握できるので、適切なIT環境を保てる。
- リモートロック・ワイプで紛失・盗難時に対応できる。