会社のホームページを開設する時に
気をつけたいこと
2016年10月14日

起業準備の段階で考えることの1つにホームページの開設があると思います。
日々生活する上で、インターネットを使い、情報収集することが当たり前となった現代社会で、会社のホームページは大事な販売促進ツールになります。
今回は、会社のホームページを開設したいと考えている方へ、ホームページを開設する時に気をつけて欲しいポイントを紹介していきます。安易に開設してしまうと、サイトを見てくれた方に不信感を与えてしまうこともあるので、「嫌われないためのサイト作り」を心掛けましょう。簡単なポイントを押さえるだけで、ホームページから実際にお取引に繋がることも多々ありますので、起業準備の段階から是非参考にしてください。
目次
1.会社のホームページを作るには?
会社のホームページを作成するには大きく分けて2つの方法があります。
- ホームページ制作会社に依頼する。
- 専門的な知識を持った人がいなくても、社内で作成する。
数年前までは制作会社に依頼することが当たり前でしたが、今は専門的な知識を持った人がいなくても社内で作るという選択肢もできました。WordやExcelが使えるくらいの方でもホームページを開設している方がたくさんいらっしゃいます。
もちろんホームページ制作会社にお願いするメリットはたくさんあります。一番は、希望通りのカッコイイサイトが作れる!ということです。ただ、初期投資に数十万円、毎月数万円の維持費や、サイトをちょっと修正したいという時にかかる費用など、コストや時間のことを考えるとなかなか踏み出せない…という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、新しい選択肢である「会社のホームページを社内で作成する」ということについて重点的にお話したいと思います。
2.ホームページを社内で作るメリット・デメリット
【メリット】
- 好きな時に無料で更新ができる。
- 費用が安い。
【デメリット】
- 細かいところまでこだわるのであれば、専門的な知識や勉強も必要。
- 社内で作業する手間が必要。
ここで注目していただきたいのは、お金がかからない!自分で修正できる!ということです。
制作会社にお願いして一番困ることは意外と、開設後の「修正」なのです。少しの修正なのに何日も時間がかかったり、その都度お金がかかったりします。開設後にホームページの修正をすることはない!と考えている方!それは大間違いです。
例えば、あなたが昔行って美味しかったレストランのホームページを久しぶりに見たとします。「変わってないな~、5年前に食べたあのメニューもあるな~。」と思いながら見ていると、ふと不安になりませんか?「あれ?このお店ってまだやってるよね?」今は冬なのに夏のメニューが載っていたり、載っている写真が古そうだったり、5年前と全く変わっていないホームページを見て不安に思う方もいるでしょう。これではせっかくホームページを見てくれたお客様を逃してしまう可能性があります。
そこで重要なのが、ホームページの中身を少しだけ「修正」することです!
例えば、新作メニューの発表、ちょっとしたお知らせ、ホームページの更新日を載せることで、「このレストランはまだ営業している」というアピールになります。
3.嫌われないためのサイト作り
ホームページを社内で作るメリットが分かったところで、次はどのようにしてホームページを作成するのかを考えましょう。
まず、ホームページを作るにはレンタルサーバーを選ばなければいけません。 このレンタルサーバーを提供している会社で、簡単に作れるホームページ作成ツールを付属で提供しているところがあるので、そのツールを使って作成していきましょう。このツールを使うことで、ホームページビルダーや難しいHTML、CSSといった専門的な知識を持っていなくてもホームページを作ることができます。
ブログ形式のものやテンプレート素材がたくさんあるものなど色々なサービスがあります。 しかし、ここで注意していただきたいのは、「無料提供のサービスはオススメしません。」ということです。もちろん個人のホームページであれば、無料は魅力的です。しかし、今回は会社のホームページを作成するということなので、よく考えて決めていきましょう。
無料のホームページ作成ツールのデメリット
1. 独自ドメインが使えない
ドメインとはホームページのURLのことで、「インターネット上の住所」と例えられるように世界に1つしか存在しません。
だれも取得していなければどんな文字列でも取得できますが、お店や会社名などを取得することが多いです。ホームページは宣伝に使うので、名刺やチラシなどに載せる場合も多く、お客様が覚えやすい名前や短いURLが好ましいです。
しかし、無料のホームページ作成ツールの場合、ドメインを自由に決めることができない場合が多いです。ほとんどの場合、「http://www.○○.jp/18623047」のように、後ろに多くの数字やアルファベットがついたものになるケースが多いです。これでは名刺やチラシなどに載せた際、お客様に不信感を与えてしまうかもしれませんし、自分でもURLが覚えられないという不便さもあります。
2. 広告が入ってしまう
サービス提供が無料の理由は「広告収入」があるからです。無料で作成したホームページには提供会社が配信している「広告枠」が含まれています。あなたが頑張ってホームページを作り、サイトへの訪問者数が増えるとその分あなたのサイトにある「広告」を目にする方が増えます。せっかく多くの方に来てもらっても、その何割かは、広告をクリックし、違うサイトに行ってしまう恐れがあるということです。当然、管理人であるあなたには一銭も入りませんし、目立つ広告が多く、サイトのレイアウトが上手くいかない場合もあります。
例えば、ホームページのデザインをナチュラル系に仕上げたとしても、派手な広告が入ることでサイトの見栄えが悪くなってしまうこともありますし、いちいち表示される広告画像を不快と感じるお客様もいるでしょう。
上記2つの理由から会社のホームページを作成するのであれば、有料のレンタルサーバーを契約することをお勧めします。
有料のホームページ作成ツールのメリット
1. 広告が表示されない。
2. 独自ドメインを取得できる。
3. 容量が充分にある。
4. 商用利用もアフィリエイトも可能。
提供会社もたくさんあるので数あるレンタルサーバーの会社から選ぶことは大変だと思いますが、安易に無料のホームページ作成サービスを使用してしまうと問題が発生し、作り直しということも考えられますので、いくつかの有料のレンタルサーバーも比較して検討してみてください。
何日間か体験で申し込めるところもあるので、お試しで使ってみてから本契約を検討することも良いかもしれないです。ちなみに大塚商会が提供しているアルファメールなら14日間の無料体験ができます。「ホームページ作成ツール」が付いているアルファメールプレミアも無料で体験することができます。
まとめ
- ホームページは修正や更新がしやすい社内で作成することがオススメ。
- ホームページ作成ツールを使えば、初心者でもホームページを作ることができます。
- 無料という言葉に惑わされず、有料のレンタルサーバーを契約しましょう。