データ量の多いエクセル作業もスムーズに!
時短に大活躍のショートカットキー -パート2-
2017年3月24日
前回は、行や列単位で範囲を選択する方法をご紹介しましたが、今回は入力範囲全体を選択する方法をお伝えします。ショートカットキーを覚えれば、キーボードからマウスに変える手間もかからないので、効率的に作業を行えます。ショートカットキーはたくさん種類があるので、ご自身の作業で活用できるものを覚えて、どんどん効率を上げていきましょう!
目次
1.エクセルの行と列について
エクセル上で縦と横の軸を表す時は、行と列を使います。出来上がった表の修正を依頼する時に、どちらが行?列?と分からなくなってしまったことはないでしょうか?そんな方は、それぞれの漢字での形で覚えると分かりやすいと思います。
行 は横です。→
列 は縦です。↓
2.表全体を範囲選択するショートカットキー
表に枠を付ける時に、マウスで範囲を選択する方法もありますが、Ctrl+Shift+Endと
Ctrl+Shift+Home のショートカットキーを使えば、スクロールするよりも正確で早く範囲を選択できます。
例として掲載している下の表は、列がそれほど多くないので、マウスでドラックして範囲を選択してもいいですが、表の行が100、200、300と増えた場合はどうでしょうか?ドラックして末尾まで選択が完了するまで、時間がかかってしまいます。このような時に、ショートカットキーはとても便利です!
では、やってみましょう。
まずは、A1のセルをクリックして選択しましょう。
次に、Ctrl+Shift+Endを押してみてください。
データが入力されている末尾のセル(F17)まで一瞬で選択することができました。
次に罫線をつけていきましょう。表の範囲が選択されている状態で、リボンのホームタブから罫線をクリックしてください。
種類がたくさんありますが、今回は罫線の格子を選びます。
表に罫線がつきました。
ご説明したものは、A1から末尾のF17までの範囲を選択しましたが、末尾のF17からA1までを選択する場合は、
Ctrl+Shift+Homeを使います。試してみてくださいね。
また、前回の記事でご紹介した、
Ctrl+Shift+→、Ctrl+Shift+↓ を組み合わせた方法でも同じ作業ができます。
最後は、表の作成が終了したので、エクセルを閉じる前にデータを保存しましょう。 左上のファイルタブからではなく、Ctrl+S もしくは、F12の ショートカットキーを使ってみましょう。
今後も業務で活用できるショートカットキーや機能をご紹介していきます。
まとめ
ショートカットキー一覧
おさらい
- ショートカットキーを使えば、キーボードからマウスの移動がないので、時短できる。
- 複数のショートカットキーを組み合わせるとさらに効率的。