働き方改革で再注目
MDMの活用例

2017年9月8日

働き方改革で再注目 MDMの活用例

スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末は持ち運びが便利なので、企業での利用も増えています。さらに「働き方改革」でテレワークが推奨されていることから、会社以外の場所でも仕事ができるよう、ますます需要が高まっています。

一方で、台数が増えれば増えるほど、紛失・盗難のリスクや、セキュリティの設定を全ての端末にインストールする手間など、管理も大変になります。

タイトルで挙げたMDMとはモバイルデバイスマネジメント(Mobile Device Management)の略で、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を一括で管理するサービスです。一括で管理するので、台数が増えれば増えるほど、導入メリットがあります。MDMの機能につきましてはコラム「会社のタブレット・スマートフォン モバイル端末を一元管理するには」をご参照き、このコラムでは、MDMの活用例をご紹介します。

盗難・紛失時も情報漏えい対策は万全!

A社では試験的に一部の部署でテレワークを開始しました。ある社員が、タブレットを家に持ち帰る途中で、電車の網棚に忘れてしまいました。
MDMにはリモートロック(他人が操作できないように端末に遠隔からロックをかける)やリモートワイプ(遠隔からデータを消去する)の機能があります。この機能を利用してタブレットを他人が利用できないようにし、機密情報を守れました。
このように、端末の紛失・盗難時も、MDMで管理していれば機密情報は守れます。

 

一括管理で管理工数削減!

B社では社員へのモバイル端末の支給が増えるのと同時に、情報システム部の管理工数が増えていきました。セキュリティポリシーに沿った設定を全ての端末に反映するのに、インストールマニュアルを作成してモバイル端末所有社員に配布したり、設定を反映したか確認をしたりという作業が多くなっていきました。MDMを導入してからは、一括設定の機能を利用して、全てのモバイル端末にポリシーを配信できるようになりました。OSやアプリのアップデートも一括で配信できます。
また、各端末の状況も把握できるため、所有社員への確認作業は必要なくなりました。

カメラやアプリのインストールの利用制限もできるので、社員が勝手に使ってしまうこともなくなりました。社員としても、ポリシーを逸脱した操作はできなくなっているため、知らぬ間にルール違反をしてしまう心配がなくなり、管理工数削減以外のメリットもありました。

まとめ

  • 働き方改革で企業でのモバイル端末の利用が増加している。
  • 機密書類の処分は、コストも手間も削減できる溶解サービスがおすすめ。
  • 盗難・紛失時もリモートロック・ワイプで情報漏えい対策が可能。
  • 一括管理できるので管理工数が削減できる。

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