すべてのモノはインターネットに通ず?
どんどん進化するIoTデバイス
2017年10月13日
これまではインターネットにつながるモノ、と言えばまず第一にパソコン。そして携帯電話、プリンタのような端末でした。しかし、ここ最近では様々なものがインターネットにつながることで、その機能の幅を広げています。
目次
1. あれもこれもインターネットにつながる?モノのインターネットとは
ここ数年、紙面やネットニュース等によく登場するIoTという言葉、これはInternet of Thingsの略で、日本語ではよく「モノのインターネット」と訳されます。あらゆるものがインターネットにつながって情報を伝達することで、さまざまな制御が行われる仕組みのことです。文字で「情報」やら「伝達」やら「制御」と言ってもよく分からない…そんな難しい仕組み、私は利用していません!と思っている人もいるかもしれません。しかし実はIoTはとっても身近なのです。これから説明する例で見ていきましょう。
2. メモリーカード不要で更には遠隔操作も!どんどん進化するIoTデバイス
モノがインターネットにつながっていない時代、モノとモノの通信はケーブルかメモリーカードでした。ゲーム機同士の通信にはケーブルが必要だったし、デジタルカメラから写真をパソコンに取り込むのにもケーブルやメモリーカードが必要でした。今ではどうでしょう?Wi-FiやBluetooth通信を利用すれば、ケーブルやメモリーカードがなくても、データのやり取りができるようになりました。音楽プレイヤー再生時のイヤホンのコードからも解放されるようになりましたよね。これらもIoTの一つです。
また、それぞれの端末がインターネットに接続していれば、遠隔操作ができるということもIoTの大きな特徴です。例えば、ドアに設置するとスマホで施錠管理ができるシステムなんてものもあります。戸締まりを忘れた時に外出先からかぎをかけられる優れものです。
3. IoT時代の立て役者 Wi-Fi・Bluetooth・スマホアプリ
上で紹介したように、IoTデバイスはWi-FiやBluetooth通信に対応することで、インターネットとつながってさまざまな情報伝達を可能にしています。スマホアプリの開発もIoTの普及に一役買っています。IoTデバイスと情報を共有できるアプリをスマホに入れることで遠隔操作が可能になるため、今ではいかに便利にスマホアプリと連携するかがIoTの肝となっていると言っても過言ではありません。
まとめ
- 「IoT=Internet of Things」とは、あらゆるモノがインターネットにつながって相互に情報のやりとりをすることでさまざまな制御が行われる仕組み。
- IoTではケーブル、メモリーカードからWi-Fi、Bluetoothへ接続方法が変化。
- スマホアプリで遠隔操作も可能。