Windows Updateって?
やらないとダメなの?

2017年4月21日

Windowsのパソコンで作業をしていると画面の右下に、「新しい更新プログラムを利用できます」と表示されることがありますよね。時間がかかりそうだし、後でやろうと放置したりしていないでしょうか?今回は、Windows Updateの必要性について、簡単にご説明します。

目次

  1. 1. Windows Updateとは?
  2. 2. アップデートしないとダメなの?
  3. 3. サポート終了Windowsパソコンは、アップデートを受けられない

1. Windows Updateとは?

Windows Updateは、Windowsパソコンをインターネットに接続して、更新(アップデード)する機能です。OSを最新の状態にするために、マイクロソフトが提供する更新プログラムをチェックし、ダウンロードしてインストールが行われます。更新プログラムには、セキュリティ上の問題点の修正や新しい機能の追加・更新などが含まれています。

(例)Windows7でポップアップでメッセージが出ている時のイメージ
Windows7でポップアップでメッセージが出ている時のイメージ

2. アップデートしないとダメなの?

「別に最新版にしなくても、今のままでいいし」なんて思っていませんか?
Windows Updateの最大の目的は、セキュリティ上の欠陥に修正プログラムを適用して、パソコンの安全性を保つことです。
アップデートしないとWindowsの脆弱性を悪用したウイルスに感染する危険にさらされます。OSに脆弱性があると、ウイルスが仕掛けられたホームページやメールの添付ファイルを見るだけでもウイルスに感染する恐れがあります。ウイルスは、脆弱性を狙って攻撃してきますので、アップデートが公開されたら、速やかに実施しましょう。セキュリティ上の欠陥となる不具合は、脆弱性(ぜいじゃくせい)やセキュリティホールと呼ばれています。ニュースなどで、耳にすることも多いのではないでしょうか。

3. サポート終了Windowsパソコンは、アップデートを受けられない

これまで、Windows Updateをしましょう!とお話ししてきましたが、マイクロソフトでサポート期間が終了しているOSは、更新プログラムが提供されません。最近の事例では、2017年4月11日、マイクロソフトが「Windows Vista」の延長サポートを終了しました。サポート終了後もWindows Vistaのパソコンを使い続けられますが、新たな脆弱性が発見されても、セキュリティ更新プログラムは提供されないので、セキュリティ面で問題があるとても危険な状態ということです。
もし、Windows Vistaやそれ以前のバージョンのWindowsを使っている場合は、早急にOSをアップグレードするか、新しいOS搭載のパソコンに入れ替えを検討した方がいいでしょう。
また、OSのアップデートだけではなく、Java、Adobe Reader や Adobe Flash Player などのソフトウェアについても各メーカーからアップデートが公開されたら実施しましょう。

まとめ

  • Windows Updateの最大の目的は、セキュリティ上の欠陥を修正すること。
  • 更新情報が出たら、速やかにWindows Updateを実施しましょう。
  • Java、Adobe Reader、Adobe Flash Player などのソフトも忘れずにアップデートしましょう。

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